おいかわさんの店舗紹介

オイカワ

及川屋から及川冷蔵へ

店舗外観

私たち及川冷蔵株式会社の歴史は、1805年(文化2年)に初代店主「及川屋吉右衛門」が当時の奥州伊達藩気仙郡広田村(現在の陸前高田市広田町)にて「及川屋」として創業したことから始まりました。1974年に、大船渡市盛町に本社工場を竣工、1989年には同市大船渡町に第二工場を竣工し、三陸で捕れた魚介類の販売を中心に加工品も取り扱っております。

春には、毛ガニ、イワシ、イカ、夏にはウニ、秋にはサンマ、冬にはカキやアワビなど季節ごとに様々なものを販売しております。丁寧な手作業による加工と徹底した衛生管理や鮮度管理、吟味した味付がご好評をいただいております。

震災をバネに、あるべき姿へ

被災状況 店舗外観

2011年の3月に水産業の町として栄えていた大船渡市を襲った大津波により、 当社は本社工場と第二工場を流失してしまいました。 轟音と共に7〜8メートルにもなる波が押し寄せ、瞬く間に工場を奪っていきました。 建物と倉庫にあった約3千トン、約3億円分になる冷凍食品等の在庫を含め、被害総額は5億円に及びました。

それから20日後の3月31日に、 従業員がすぐに現金を手にできるようにするため、 全員を解雇し失業保険を受け取れるようにしました。 同年9月には工場の再建が進み第二工場にて事業を一部再開できたので、再雇用を呼びかけましたが、 戻って来てくれたのが3分の1ほどでした。家を失い、すでに町を出てしまった人や、 震災を機にリタイアする高齢者の方が多くおりました。それからなんとか事業再開ができたものの、 2011年度の売上高は20パーセント、翌年には80パーセント近くまで回復しましたが、問題は多く、 販路の拡大や雇用の確保、運転資金の不足といった課題をいくつか抱えておりました。 そんな状態の中、現状を打開するために私たちはあるべき姿を改めて見つめ直し、企業理念を再構築いたしました。 「地域の皆様にもっと貢献できる会社になりたい」「お客さまや消費者の皆様にもっと喜んで頂ける商品を届けたい」 私たちはこの理念のもと新たなスタートを切りました。

企業ブランドの確立

作業中 おいしいさんま

当社では水産卸業を中心に行っておりましたが、震災後からは水産加工業に力を入れております。2012年に新工場の竣工とともに当社の商品ブランドとして「ほまぢ-HOMADI」、「Smile Fish」を発表しました。「ほまぢ-HOMADI」は岩手県気仙地方の方言で「とっておき」を意味します。その「ほまぢ」にはゆずれない5つのこだわりがあります。 「素材へのこだわり」「水へのこだわり」「干しへのこだわり」「下味へのこだわり」 「安心・安全へのこだわり」この5つがおいしさの秘密となっております。

「Smile Fish」ブランド第1号商品として「おいしいさんま」を新発売しました。こちらの商品は三陸産のサンマを専用機と手作業で丁寧に中骨から小骨までを取り除いており、天日干しによって魚のうま味を出しているのが特徴です。焼くだけで手軽に食べて頂けるので、骨の苦手なお子さまから、高齢者の方にも安心して食べて頂けるようになっております。商品ラインナップは今後も拡充していく予定です。これからも皆様の食卓に三陸の味を届け、笑顔があふれる商品開発をしていきます。